子育て 日々のできごと

電動自転車と普通自転車で悩んでいる方へ

2020/03/16

赤ちゃんが1歳のお誕生日を過ぎると、いよいよ子どもと一緒に自転車デビューを考える時期ではないでしょうか?

私は上の子が1歳半になった時に子乗せ自転車デビューを果たしましたが、その当時の自分に向けるつもりで今回は綴りたいと思います。




自転車選びはこうやって決めました

自転車を買おうと思い立ち、自転車選びを始めた時の条件は以下でした。

  • 夫が乗っても違和感がない
  • 低い位置で子どもを載せられる20インチ
  • 見た目がかっこいい
  • できればお安く

今思えば、なぜ一番大事な「機能」について、もっと良く検討しなかったのだろう。と後悔しております。。
もちろんアシスト付き自転車を最初から選択肢から外していたわけでもなかったのですが、その当時住んでいた所は自転車で行けそうな場所はどこも平地でした。
お値段も倍ほど違うし、電動アシスト付き自転車に乗ったこともなかったこともあり、「今まで普通の自転車で生きていたのだから、これからも普通の自転車で何も問題はない。」と普通自転車に決定。
バカです。「子ども」というオモリを乗っけてるっていうのに。

人力自転車に決定したところで、今度は色々な自転車メーカーのサイトを見比べていたところ、巡り会ったのがNOiS BIKEさんの自転車でした。

Webサイトもステキで、取り扱っている商品が全部ステキかっこ良くて、大興奮したものです。すぐここの自転車に決めました。

自転車が我が家に到着してからは毎日のように長男を後ろに載せて、少し遠いスーパーに行ってみたり、行動範囲が広がり、とても楽しかったです。
成長と共に少しずつ体重が増える長男でしたが、少しずつなので体感として感じることもなく全然苦になりませんでした。

しかし、ここへきて急な環境変化が訪れました。

次男の誕生です。

ここも自分の浅はかさを悔いる点ですが、自転車を選んだ時には考えが及ばなかった「家族の増員」。
しばらくベビーカーでの生活に戻り、自転車に乗る機会も格段に減りましたが、次男が自転車に乗れるような年齢になり「よし、これでまた行動範囲が広がるぞー」と前に次男、後ろに長男を載せ、さあ出発だ!と漕ぎ出した時のペダルの重さ…。
そして気づいてしまった自分の体力の減退。←ここが一番ショック。

けれど毎日乗っていると落ちた体力も回復し「アシスト無しだけど、それも良い運動になるよ。エコだし。」と負け惜しみ全開で自己肯定。

そんな毎日を過ごしていましたが、また新たな変化が訪れました。
引っ越しです。

今住んでいる所は平地もあるけど、坂道もある。そんな場所でした。
しかし生活の範囲には坂道はないのでノンアシストだって全然平気。と思っていました。
ところが、平地と見せかけて微妙に坂になっている部分も多く、それが次男の送迎の途中に何カ所かあり、信号の手前にそれがあるのです。一旦止まっている自転車の漕ぎ出しが上り坂。き、きつい。。

今は信号を待つ時は降りて平地まで押して乗るようにしています。回避策はあるのです。

でも。他に信号待ちをされている子連れ自転車の方がスーッと難なく漕ぎ出している姿を見ると「無念」という熟語が脳内を埋め尽くします。

私の愛車に出会って7年半。
一度も大きな故障はなく、今でも元気に良き相棒として活躍してくれています。

しかし。40代となった今。やはり体力の低下は否めません。
それに反比例して次男の体重は増えているのです。まぁまぁのスピードで。
あと数年は送迎やらお出かけで後ろに載せて走り回る日々が続くでしょう。

それを思うと、あの時の私に言いたい。
「子どもを載せて、まだまだ自転車乗るんだから絶対アシスト付きにしなさいってば!まだ使える自転車を手放して、新しい自転車に買い換える程、割り切りも良くないでしょ。」と。

今、子どもを載せる自転車にアシスト付き自転車か普通の自転車か、で悩んでいらっしゃる方。
5年以上乗る想定で自転車購入を検討されているなら「アシスト付き」をお勧めしたいです。

アシスト付きに乗っていないので、そのデメリットについては自転車屋さんに直接お尋ねいただきたいところですが、値段だけで普通の自転車を選択しようとしているならば、こんな経験をして後悔している人がいるのだな、と知っておいてもらえれば、と思うのです。

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