日々のできごと

私でも出来た食費節約術

あんなに暑かったのに、8月の末から急に涼しくなり、あっという間に秋突入です。うん、過ごしやすい。

さて、タイトルの通り、食費をカットすべく立ち上がりました。
日々の食生活を振り返ると、それほど贅沢をしているわけではありません。外食も月1度行けば多いほうです。
身の丈にあった生活を心がけている、というのもありますが、幼い男子二人を食事に連れて出るのは親のストレスレベルが上昇し、体に良くありません。マナーや周囲への気配りについては、かなり幼いころから厳しく躾けをしたつもりだったのに…。
話は逸れましたが、時々銀行で順番を待っている時に主婦をターゲットにした雑誌を手に取ることがあります。
そこに「◯年で◯円貯金しました」という記事を見かけると、ついつい見入ってしまいます。

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やりくり上手な奥さまの手腕を参考にしたいとページをめくりますが、自分の置かれている状況と似たモデルケースのご家庭と照らし合わせても「家族4人、食べ盛りの男の子を含むご家庭の月の食費がこの額って絶対おかしいだろ!?」と、心の中でつっこんでいるうちに自分の受付の順番が回ってきて雑誌を閉じて終了。
…と普段ならなるところが、その日は銀行も混雑していて、なかなか順番が回ってこないので、どうやって食費を抑えているのかノウハウのところまできちんと読んでみると「おつとめ品を進んで買う」「価格が安定している食材を主に買う」という意見の中に「1日に使う金額を決めている」という回答もあり、これなら出来るかもしれない、と急に思い立ち7月の1ヶ月間、電卓を叩きながら買い物をしてみることに。

これまでは何の根拠もなく「だいたい食費はこれくらい」と月の初めに引き出してきて足りなくなったら追加で引き出していました。
これじゃお金もそりゃ貯まりません…。
そこで今回はネットで見つけたファイナンシャルプランナーの方が提案されている理想の家計費の内訳を参考に我が家の月の収入から食費を割り出し、その金額を31日で割り、1日の食費を算出。

その方法で買い物をしてみると色々なことに気付けました。

「特売」に惹かれすぎだった自分

「賢い主婦なら特売を上手に利用する」これは改めて言うことではないくらい節約に徹しているなら当たり前ですが、それに私は飛びつきすぎていました。。

1000円以上のお買い物で卵1パック100円!とか、
お一人さま2点まで、などのボックステイッシュなど。
一時期は押入れの一角がボックスティッシュの在庫の山の時もありました。

でも、ボックスティッシュ5個セットを1つ買えば花粉症の時期以外はそんなに買い足さなくてもすぐに無くなることはなく。
卵だってたまたま1000円以上の買い物をする時に卵も買う必要があるならラッキーだし、通常価格の時でも何百円も変わるわけでもなく。いつか必ず使うだろうけれど、必要なものを必要な時に買う方がお金も有効に使えます。

安価なものをたくさん買っていた自分

スーパーお菓子売り場の一角に全て100円のコーナーがあり、そこで4袋くらい毎回買っていましたが、これも辞めて家にあるお菓子の在庫を確認してから、足りなければ、その日に食べる分だけ買うようにしました。
電卓で計算しながら買うので食材費が少なく済んだ日は子ども達が大好きなケーキ屋さんのプリンを買うこともありました。
1日の食費を決めている時点で浪費にストップがかかっているので決めた額内はめいいっぱい使っても良いと思えるのです。

財布がパンパンだった自分

恥ずかしい話ですが、お財布はレシートでいつもパンパンでした。
スマホでレシートの写真を撮る家計簿にも挑戦していましたが、あとでパシャっとするし、ととって置いておいても結局やらず、パシャ待ちの溜まったレシートを保管している箱を覗くと1年前のレシートまであり、1年遡って家計簿つける時間があったら未来を見据えよう、と全部破棄しました。

毎回買い物から帰って来たら本日の買い物が予定額範囲内かを改めて確認し、予定金額より余ったお金をメモし、レシートはその都度破棄。
それをすると、見事に財布は常にすっきりしました。
そして、たかが1円、されど1円。数円でも使わずに済んだことで「賢い買い物ができたじゃないか」と自分を褒めて継続へとつなげます。

こうしてひと月が経ち、最終的には無計画だった前月から理想のひと月の食費金額内に収まり、さらに2500円ほど余りました。
ただこの月は前月の残りのお米があったから買わずに済んだ、とか調味料の買い足しがなかったから、という要素も含まれます。
ちなみに8月は来客があったり、外出し出先で食事をしたり、結婚記念日があったり、とイレギュラーな行事も含まれて予定の食費額を越えていました。

そんなわけで、決めた予算内に収まらない月もあるかもしれませんが、月の収入に対する理想の食費の割合を知ることが出来ただけでも良かったし、予算を決めて買い物をすると、ちょっと高い食材も思い切って買える日もあり、色々な気づきがありました。

2日分の献立を決めてから買い物に出かけると、さらに予算金額より少ない金額で済み、鮮度を問わない食材を一週間まとめ買い出来たりすると、さらに節約できると思いますが、慣れないことを頑張りすぎて疲れてやめてしまったら意味がないので、できることからコツコツと。

いつか「たった◯年で1000万円貯めました!」とか言ってみたいです。(淡すぎる夢…)

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