シフォンケーキが珍しく膨らみました
2017/06/02
お菓子作りを長らく避けていました。かつて趣味を尋ねられたら「料理はできないですけどお菓子作りは好きです」とすら答えていました。
結婚したらお菓子の道具も実家にあった程度には揃え、甘いものが好きな夫もいるので、作ればそれなりに喜ばれ消費されるので、休日にはお菓子を作るという新婚さん的っぽいことをやっていた時期もありました。
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が、子どもが生まれて一転。
「お菓子?それを作ってる時間があるなら夜泣き子ども用に寝貯めします。」という返事に変わりました。
子どもが大きくなってもお菓子を作る前の準備(材料を量る、ふるいかける、それらを準備したものを出番まで待機)中に
「おかあさん、これ触ってもいい?」「おかあさん、これ何?」「おかあさん、なんかこぼれた」等々のやり直し、または材料の喪失につながり、それらを一つずつ対応するほど余裕もなく、なんなら余計なストレスを自ら抱えにいくのは心身ともによろしくないので、これもまた避ける原因となっていました。
しかし先日、夫が子どもたちを連れて出かける、わたし一人で留守番、というチャンスが到来し、久しぶりに戸棚の奥に眠っていたお菓子道具を引っ張り出してきました。
ただ一人の時間は限られているので、手っ取り早くできるシフォンケーキを作る事に。
ただシフォンケーキには自信喪失の思い出があり、赤子の時に背負って寝てくれている間に何度か挑戦しましたが、どうにも膨らまず「テキトーに作っても景気良く膨らんでいたあの頃の自分はどうしたんだ。。」と敗北感にさいなまれ、落ち込むと同時にシフォンケーキの型をキッチンの一番使わない高い位置の戸棚にしまいこんでいました。
そんな事があったことも忘れ、いそいそと作り始めたものの、そういや。。とその思い出がよみがえり、とにかく「膨らめよ。」と念を込めて作ったところ、久しぶりにちゃんと膨らんだシフォンケーキが出来上がり、喜びのあまりさまざまな角度から写真を撮りました。(その1枚)
そうこうしているうちに夫とこどもが帰宅し、みんなで美味しく(味は普通にシフォンケーキ。)食べたのですが、そもそも何で数年前に作った時はあんなに失敗を繰り返したのだろうか、とシフォンケーキの作り方のサイトなどを見ていると、どうやら最終段階の卵白と卵黄+粉を合わせる時に卵白の泡を潰さないように気をつけすぎて混ぜ方が足りなかったことが原因だったとほぼ確定。
今回は泡を潰さぬように、も気をつけながら、なんとなく気分も乗って景気良く混ぜたのが良かったらしく成功へと導かれたのだと思います。
1度の成功で技術をものにした、というのは思い上がりも甚だしいので、翌週も「ケーキが食べたければ子どもを連れてお出かけせよ!」と夫にお願いし、再度挑戦の結果、無事に膨らみました。もうこれで同じ過ちは繰り返さないという自信がつきました。
ケーキの型選びもわりと重要のようでアルミ製の型が良いようです。生地が膨らむ時に型にこびりつきながら膨らむようなので、テフロン等の加工がしてある型だと滑って高さが出ないらしいです。
お菓子作り欲に少しエンジンがかかってきたので、別のお菓子にも挑戦したいものです。いや、する。