子育て

子どもの自転車用ヘルメット。要る?要らない?

子どもが少し大きくなって、一緒に自転車に乗れるようになると行動範囲が一気に広がり、日々のお買い物すら楽しくなります!
私も上の子が1歳半になった時に自転車をデビューしました。
デビューの日、興奮のあまり、浮かれすぎて冷静に考えれば「車で行ってもちょっと遠いかな?」というような距離の公園に新品の自転車で颯爽と出かけ(ノンアシスト)子どもは大喜びでしたが、母は疲れ果ててその日の夕飯がレトルトのカレーだけになった懐かしい思い出があります。

スポンサーリンク

選ぶのは自転車だけじゃなくて、ヘルメットも選んであげて!

子どもと一緒に乗る自転車を選ぶ際に、デザインやアシスト付きにするか否か(絶対アシストをお勧め。ノンアシストの私が強くお勧めしたい)で、色々検討されると思いますが、私が自転車を購入した当時、正直なところ子どものヘルメットにまで気を配っていませんでした。

そしていざ、自転車が到着し、早速乗るぞ!!と意気込んで気づくヘルメット問題。
「あ、忘れてた。でも自分が子どもの時なんて誰もかぶっていなかったし、今でも周りでも子どもに被らせずに乗っている人の方が多いし、ま、いいか。」と無ヘルメットで乗せようとしたところ、夫に大反対され、ヘルメットを買うまで自転車お預けになったのでした。

時代と地域性もあるかと思いますが、約10年前に住んでいた地域ではヘルメットなしの乗車のお子さんをたくさん見かけたし、ウチの子が被っていると「嫌がらずに被ってえらいね!」と声をかけられたりしていました。

確かに年齢が小さいと帽子も嫌がる子だっているのに、さらにがっちりなフィット感と重量も加わるヘルメットを拒否するのは無理もありません。

しかしそこで親が折れてヘルメット無しで自転車に乗せてしまうと、事故があった時にきっと後悔します。

「ヘルメット被ってくれていて良かった。。」という日がやってきた。

私は普段、車も運転するので自転車がどう走っていると車から見て危ないか、というのも察しているつもりなので、これまで大きな事故を起こした事もなく、急いでいても軽車両であることを自覚するように気をつけています。

↑と、こういう偉そうな事を言っていた私ががやっちまった事故が、前に子どもを乗せて、さて自分が乗ろうとした瞬間、バランスを崩して乗った側と反対側に傾き大転倒。
事故は走行中だけではなかったのです。

前方の子乗せに乗っていたのは当時2歳になったばかりの下の子。完全に横倒しになりましたが、シートベルトをしていたので座席にがっちり固定され、頭部はヘルメットに守られ全身無傷。でもヘルメットは損傷。本人は無言で起こされるのを待っていました。
私は自転車と一緒に転んだので腕に擦過傷、脚に大青アザが出来ましたが、その程度で大事には至らずでした。

オオゴトにならなかったから言えるお話ですが、これでもし子どもが頭部をケガし、なにごとかが起こっていれば、一生後悔していたと思います。しつこいですが、自転車の転倒事故は走行中だけじゃなくて、「え?こんなとこで?」という場所でひっそり起こったりします。子乗せに乗っていると子どもは逃げることもできないので、こういう地味な転倒でも侮れません。

子ども自転車ヘルメットの購入費を補助してくれる自治体もあるんです。

子どもの自転車ヘルメットはピンキリですが、2000円代〜あります。
おしゃれなヘルメットもあれば、機能性のみ重視、というものまで様々。。
我が家の場合は機能はもちろん、一番は「軽さ」を重視して選びました。デザインは値段と相談して妥協。。でも上の子は1歳半〜6歳までかぶり、小学生になって買い直したので、長く被ることを想定したらデザイン大事だった、とちょっと後悔。

上の子が小学校になり、学校からは「自転車に乗る時は必ずヘルメットを着用しましょう」というおたよりが配布されました。
現在住んでいる地域では子ども自転車ヘルメットの着用が浸透しているようで、保護者と同乗のお子さんはもちろん、小学生もかなりの確率で被っています。

だからといって、うちの地域にはヘルメット購入の助成費が出るわけではなかったのですが、今は購入費を補助してくれる自治体もあるそうなので、購入を検討している方はご自身が住んでいる地域ではどうなっているか調べてみるとお得な事があるかもしれません。

どんなに気をつけていても、自分では防げない予期せぬアクシデントはいつ起こるかわからないので、大切なお子さんを守るために自転車用ヘルメットは被せてあげてくださいね!

-子育て